
高3の秋、俺はワンピースのドラム島編を読んでいた。「さあ、行っといで、バカ息子。」
俺は旅に出る決意をした。海に出よう。
しかし、日本には瀬戸内海はあるが偉大なる航路はないし、船も手に入らない。
でもとにかく無茶したい、うーん、よし、「卒業旅行」はチャリで沖縄だ。
一人はいやなので翌日、宮脇を仲間に誘ってみる。
何かを守らなければならないとかの、かっこいい断わる理由や
感動の別れも一切なく、一瞬でOKしてきた。ヨシキもそれにのってきた。
計画するために休み時間にちっちゃい日本地図を机に広げ、そして、
冒険が始まった。
沖縄へ
もちろんチャリはママチャリ。チャリに荷物のせるための荷台の調達、
チャリ乗りすぎによるおしりの痛みを予防できるサドルに巻きつけるタイプの座布団、
ちっちゃい日本地図、携帯空気入れ、パンク修理セット、
チャリ乗りすぎによるおしりの痛みを予防できるサドルに巻きつけるタイプの座布団、等、色々用意した。
金はないから宿泊はカラオケ、なかったらテント、鹿児島からは卑怯だがチャリで海を渡るには
チャリを改造する資金が足りないので船にのせて貰う予定で。
卒業式の日、出発の時一人家が遠い宮脇のチャリを学校に保管しておくために
朝4時に宮脇家をチャリで出、春木の墓にお参りしたあと、学校へ行く。
卒業式ちょっと遅刻してみたかったが意外に早く着く、一応チャリを学校に置いとくことには成功。
そして3月9日(日)、学校に集合して、出発。これで学校とはさよならだ。
初日
昼結構来たとこで携帯を忘れた事に気づいた俺は二人にマクドで昼飯を
食ってもらってる間、チャリをおいて電車で取りに帰ろうと駅まで行くが、ポケットにハイッテタ。
氷だけ食って再出発。


川を渡り、街から街へ。


甲子園にも寄ってみた。


神戸への道は綺麗。

落ちていく太陽に向かってひたすら西へ。


そして神戸に到着、残念ながら日は落ちていた。
港で円陣をくみ、「沖縄行くぞー!オー!」と叫ぶ。


夜飯は吉野屋で牛丼、11時ごろ明石に着く。
しかしその後、どれだけ行っても街がなく、神社でテントを張り寝た。非常に寒かった。
